思い出日記

工事の騒音とともに始まった新校舎の青春 ~懐かしきホームルームの思い出~

まだ完成していない新校舎 騒音の中での初めてのホームルーム

新しい校舎はまだ工事中。それでも私たちの高校生活は、その未完成の校舎とともに幕を開けました。青春時代の第一歩とも言える初めてのホームルーム。窓の外から聞こえるガンガンと響く工事の音が、いつまでも記憶に残っています。

ガヤガヤとした音の中、先生がクラスの目を引き締めるように「学級委員長を決めます」と言った瞬間、教室に緊張が走りました。誰がクラスをまとめるリーダーになるのか。その時、私はひそかに期待していたのですが、選ばれたのは、クラスで入試の成績が一番だった彼。少し悔しい気持ちもありましたが、その姿を見て「自分も頑張ろう」と奮い立たされたのを覚えています。

校舎が未完成でも、騒音が響いていても、青春はその瞬間ごとにかけがえのないものです。当時のドキドキした気持ちやちょっとした悔しさは、今思い出すと甘酸っぱい気持ちが蘇ります。

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