思い出日記

最後のホームルームで感じた、あの日の思い出

卒業式の後、教室に残った仲間たちと過ごしたひととき

中学校の卒業式が終わったあの午後、私はクラスメイトと一緒に最後の教室に戻り、ホッとした気持ちと少しの寂しさが入り混じる時間を過ごしました。式の最中は「もう終わりか」と実感が湧かなかったけれど、教室でいつもの仲間たちと顔を合わせると、不思議と懐かしい気持ちが込み上げてきたのです。

先生も一緒に教室に戻り、最後のホームルームが始まりました。先生の温かい言葉や、今までの思い出話がポツポツと語られる中、周りの皆も自然とお互いの顔を見ては微笑んだり、笑ったり。普段は何気ない教室も、あの日は特別な場所に感じられ、全員がこの瞬間を大切にしようとしているのが伝わってきました。

誰かが「また集まろうな!」と言い出すと、一気に皆の心が一つになり、笑顔と涙が交じるあたたかい空気に包まれました。たとえそれぞれの道に進むとしても、この教室での思い出はずっと心に残る特別なものだと、私は強く感じました。

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