体育の時間にまさかの草むしり?草むしりから学んだ青春の思い出
私が学生だった頃、今のように立派な体育館や整備された運動場なんてなかったんです。特に田舎の小さな学校では、校庭も手入れが行き届かず、土のままの地面に雑草が生い茂っているのが普通でした。そのため、体育の授業と言えば、ボール遊びよりもまずは草むしり!今思えば、笑い話のような青春の一コマです。
「体育で草むしり?!」と驚かれるかもしれませんが、私たちにとってはそれも楽しい時間でした。先生も特に草むしりの技術を教えるわけでもなく、みんなで一緒に土に触れ、無邪気に雑草を引き抜く時間がなんとも愛おしかったです。朝露で濡れた草の感触、土の匂い、抜いた雑草が山積みになる光景。振り返ると、体育の授業というよりも校庭の掃除係でしたが、仲間たちと和気あいあいとやっていたこの時間が、かけがえのない青春の一部となりました。
草むしりから学んだのは、協力の大切さや、地道な作業の価値。先生は私たちに、少しずつでも一歩ずつ前に進むことの意味を伝えていたのかもしれません。運動神経のよしあしなんて関係なく、みんなで汗を流し、同じ時間を共有する。それが青春の一部だったのです。
同じような思い出を持つ方もいるのではないでしょうか?今のように立派な体育施設はなくとも、そこで過ごした時間は私たちの心にしっかりと刻まれています。